オンラインで富士登山
▼御殿場口登山道。新五合目付近より
富士山には4つの登山ルートがあり、例年7月上旬の開山から8月下旬頃の閉山まで富士登山ができます。しかし、昨年2020年は新型コロナウイルス対応により登山道は閉鎖され、登山はできませんでした。今年2021年は未定ですが、まずはオンラインで富士登山気分を味わってみてはいかがでしょう?
ドローン映像をまじえた御殿場口登山道の動画3本を紹介します。
富士山を登る
御殿場口登山道のポイントとなる場所、つまり新五合目(鳥居) ~ 火山灰が厚く積もった登山道 ~ 双子山 ~ 宝永山(宝永火口)を空撮しながら登っていく動画です。(1分48秒)
▼霊峰富士山ドローン空撮 Mt.Fuji Gotemba Trail & Hoei Crater Drone Footage
次は上の動画とやや似ていますが、火山灰の登山道を時間をかけてじっくり登っていく雰囲気が伝わってくる動画です。下界を望む映像や、二子山を上空から見た映像も含まれています。(3分18秒)
▼Drone Mt. Fuji 4K富士山記録映像「上から見る御殿場口登山道と
富士山を下る
「
▼最速の富士下山-Mt.Fuji "BIG SANDS RUNNING" 御殿場口大砂走り
さらに詳しく知りたい人のために
富士登山の公式サイトがあります。
▼富士登山オフィシャルサイト
http://fujisan-climb.jp/
富士山の各登山道は、バスなどの自動車で行けるのが五合目(御殿場口は新五合目)までで、そこから先は歩いて登ります。御殿場ルートは新五合目の標高が1,440mであり、他の登山道の五合目よりも低いのが特徴です(須走口1,970m、富士宮口2,380m、吉田口2,305m)。御殿場口の新五合目は標高が低い、つまり富士山の下のほうから、たくさん登る必要があります!
また御殿場ルートは、足もとがスコリアと呼ばれる火山灰なので、一歩一歩踏みしめるように登る必要があります。そのため御殿場ルートは「健脚向き」と言われることがありますが、あえて最長である御殿場ルートに挑戦したいという方や、他の登山道から登って帰りは御殿場ルートの「大砂走り」で下山する方もいます。